Revolver/The Beatles

ビートルズ7作目のオリジナルアルバム

Revolver
(リボルバー)

私が持っているレコードは英国の再発盤(レーベル:Parlophone)。オリジナル盤は1966年にリリース。ジョージの名曲がたくさん詰まっている一枚ですね!Taxmanのイントロは現在でも多くのロックバンドでオマージュされるほどに有名です。この頃からライブバンドであったビートルズが、レコーディングバンドに変化していったそうです。コンサート等でリボルバーの曲が使用されることはなかったそうな。

相変わらずの名曲ばかりのアルバム。とにかくすごい。

Revolver ジャケット表面

いかにもサイケデリックを象徴させるようなジャケットがまたカッコいい。このジャケットですら色んなアーティストにオマージュされてるんですよね。もう本当に素晴らしきビートルズ。伝説すぎます。

Revolver 収録曲

A面

  • Taxman
  • Eleanor Rigby
  • I’m Only Sleeping
  • Love You To
  • Here, There And Everywhere
  • Yellow Submarine
  • She Said She Said

B面

  • Good Day Sunshine
  • And Your Bird Can Sing
  • For No One
  • Doctor Robert
  • I Want To Tell You
  • Got To Get You Into My Life
  • Tomorrow Never Knows

どの曲が良いとか、そんなものは存在しない!全部が素晴らしい!
きっとどの曲も聴いたことあるんじゃないかなと思うほどです。

リボルバーのタイトルは、「レコードは何をする?」「回転する!」「いいね!」というメンバーのやり取りから「リボルバー」となったそうです。

自分たちで作詞作曲をして演奏するのがロックバンドという形を作り上げたのがビートルズ。前例も何もないところから、アメリカのロックンロールやブルースに魅了され、ここまで最高のロックバンドになったのは本当にすごいですよね。ストーンズやフーもそうですけど、その後のUKロックに多大な影響を与えたグループです。イギリスのみならず全世界へですね!

Revolver ジャケット裏面

ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ。

最後に

ビートルズという名を知らない世代が増えてきてるのがちょっと残念。曲を聴けどこかでは聴いたことのあるような音楽ばかり。実際、あらゆるところで聴きますよね。

時代の流れなのか、ロックバンドを語るだけでも古臭いと思われがち。それでも私はロックに魅了されてますし、それよりも歴史の長いブラックミュージックも大好きです。

この頃の音楽の時代背景を知るだけでも全然見え方が変わってくるんです。今よりもずっとアナログな時代に、今のデジタルな時代よりも素晴らしい音楽が大量に溢れている気がします。アルバム1枚にしろ、シングル1曲にしろ、音楽の重みが全く違うように感じるんです。私の偏見ですけどもね。

もちろん昨今の音楽も素晴らしいものがたくさんある。音楽が好きな私はどうしても辿ってしまうんですよね。その音楽の歴史に。
ずっと人気のあるK-POPやJ-POP。Pop musicはどこが原点なのか。意外と知らない人が多いですけど、ロックンロールの派生なんですよね。1920年代のブルースやカントリーから派生したという説もあります。こうやって色々知っていくと物凄く面白いんです。

ロックは音楽の本質や可能性を追求し、ポップは商業的でわかりやすいものとして1960年代から広がっていったそうです。

何も考えずに音楽を聴くのも良いんですけど、こうやって知っていくともっと好きになる。

そうやっていつも音楽を聴いています。

まずは聴いたことが無ければビートルズ、そして60年代前後の音楽に触れてみるととても面白いので、聴いてみてください。

それではまた!