幻のイメージの中

頭の中に浮かぶ幻

面倒な星屑がセリフもなく過ぎ去っていく

それで良いのかと流線型の記憶が砕けていく

こんなはずじゃなかっただろ

悲しみの路傍の石に滴る透き通る水

まるで朝日を浴びたモグラのような気持ち

暖かさと向こう側の光へ手を伸ばす

まったくの感傷

流れる鋼鉄が頭上を突き抜け胸に刺さる

眩しい表情達が無情の風に吹かれていく

あぁ、ここからが本当のイメージ

心配は要らない

胸の奥に響き渡るクラクション

ポケットの中に潜む怪しい影

楽しけりゃいいのだ

隠れてるその目を開いてみる

想像は自由だ

創造は永遠

どこまでも砂利道は続いてく

イメージ

イメージ

幻のイメージ